課題(Before)
土木・建設現場では、作業員が受け取った経費レシートを溜めておき、月末にまとめて事務所へ提出するのが通例でした。経理担当者はレシート1枚ごとに日付・店名・金額を目視で確認し、勘定科目を判断しながら会計ソフトへ手入力していました。現場数が増えるほど提出枚数も膨らみ、月末の入力作業に多くの時間が割かれていました。
作ったもの
作業員がレシートをLINEで撮影・送信するだけで完結する仕組みを構築しました。AI(Claude)が画像から日付・店名・金額を読み取り、勘定科目(消耗品費・車両費・交際費・交通費など)まで自動で推論します。読み取り結果はLINE上のカードで内容を確認でき、「この内容で登録」ボタン一つでGoogleスプレッドシートへ記帳完了。月末には「今月のデータを出力」と送るだけで、会計ソフト取込用のCSVがその場で出力されます。作業員側は使い慣れたLINEで写真を送るだけなので、新しい操作を覚える必要はありません。
結果(After)
経理担当者による手入力作業がなくなり、月末の記帳作業にかかっていた時間を大幅に圧縮できました。金額や勘定科目の入力ミスによる差異確認作業もなくなり、現場から経理までのレシート情報の受け渡しがリアルタイムに近い形で完結するようになりました。
※工数削減時間などの定量データは未計測のため、具体的な数値としては記載していません。
使用技術
Google Apps Script(V8ランタイム)、LINE Messaging API、Claude Haiku 4.5(Anthropic API・画像認識と構造化データ抽出)、Google スプレッドシート、Google Drive。
一言コメント
「領収書の読み取りが自動でできるようになり、勝手に分類までしてくれるようになって便利になりました。」(広島県 土木系企業 R様)